のほほんおたよりを閲覧して下さったみなさまへ。
まずは、わたしたちと出会って下さったことに、深く感謝申し上げます。
この記事は開業準備中に書いております。
まだホームページも開設されておらず、当然ながら、まちびとさまもいません。
そのため、なぜ「のほほんおたより」を始めようと思ったのかについて
ひとりごとを残しておきたいと思います。
私は、昔から特に取り柄のない人間でした。
全てを平均的にこなしていて、これといって好きなことも、特技もありません。
将来やりたいことや、なりたい自分もありません。
未来の自分について、思い悩む毎日でした。
そんな時、なんとなく聞いていたあるラジオの中で、
「手紙」という言葉に出会いました。
思い返せば、小学生の頃に友だちとお手紙を交換したり、
何か学校行事がある度に、母からのお弁当にメッセージが入っていたり、
私の毎日には、温かい言葉が添えられていました。
SNSが主流になった今、紙とペンを前にして、
文章を書いたり、言葉を贈ったりする機会が
どんどん少なくなっています。
しかし、人の手から紡がれた手書きの文字には、
強く、優しい力と心がこもっています。
自らの名前、住所などの個人情報が必要になる文通は、
現在始めたいと思う方がいたとしても、ハードルが高いのではないでしょうか。
お手紙のやりとりが消えてしまうのは悲しい。
お手紙で日本の季節を感じられる素敵な文化を途絶えさせたくない。
そんな思いから、せわしない毎日に手紙を書くという、
ゆったりとしたひとときをお届けするための、
のほほんおたよりを開業したいと考えました。
今はわたし一人だけの、小さな小さな種ですが、
全国各地に飛んでいき、沢山の花が咲くように。
沢山の人と人とがつながって、ほっこりとした輪が広がるように。
これからはじまるのほほんおたよりの行く先を、
温かく見守って頂けましたら幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
のほほんおたより郵便局
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